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オージー・ビーフで食育

オージー・ビーフVS山形牛! 勝負の行方は?

2014.09.30

オージー・ビーフVS山形牛! 勝負の行方は?

しいたけ、かぼちゃ、しめじになすと、9月に収穫される野菜は数多くありますが、山形でもっとも愛されている野菜と言えば里芋です。
里芋が主役の芋煮は、名物の一つです。毎年9月には、『日本一の芋煮会フェスティバル』と銘打ったイベントが開催され、6mもの大鍋で作った芋煮が参加者達にふるまわれます。
詳しいイベント内容は、こちらをご覧ください。
http://www.nihonichi-imoni.com/

そしてもう一つ、畜産物として有名なのが『山形牛』です。山形牛が名品として歴史の表舞台に登場するのは、明治初期。米沢牛ではじまり、昭和37年に山形県内産牛肉の総称を「山形牛」として定義づけ品質規格の統一を図り、現在に至るとのこと。焼肉にしてよし、すき焼きにしてなおよしの山形牛。事務局メンバーにとって、国内最強とも言えるライバルに、胸を借りる感じで出張授業に挑みます(笑)。

とっ、ところが…。アウェイーの洗礼です。朝の気温は1度。小学校の向かう途中、粉雪が舞う程の寒さ。日本とは季節が逆のオーストラリアは、現在、春。気温は20度位ですから、オージー・ビーフにとっては過酷です。まあ、我々、事務局メンバーは生粋の日本人ばかりですからあまり関係ありませんが…。

吐く息が白く、東京より秋の深まりが3歩も4歩も早い山形、鈴川小学校の木々達も紅葉を終え冬支度の準備です。

しかし、そんな寒さを吹き飛ばしてくれたのが、今回参加してくれた141名の子どもたち。集中力が散漫で授業が乱れることなく、45分間の授業の間、熱心にお話を聞いてくれました。

さて、授業の後は恒例の試食です。
繰り返しますが、ここ山形には強力なライバルがいるわけです。子どもたちは無論のこと、手伝いで参加してくれたお母さん達にもアピールせねばです。
事務局メンバーも、肉の焼き方指導に熱が入ります!! 「もう少し、そのままにしておいて」「肉汁が出てきたら、引っくり返すんだよ」

5クラス、実に2時間の調理時間を終え、タイムアップのホイッスルを聞いた瞬間、ピッチに倒れ込みました。

試合結果は、子どもたちとお母さん達の感想をお聞きください。
「とても美味しい!」「柔らかい」
どうやら、今回の戦いはなんとか引き分けに持ち込めたようです。

次回は、岐阜に行きます。

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