日本の羊を語る上で絶対に外せないのが北海道。この認識に反対する人はまずはいないでしょう。飼育頭数、消費量などは日本一ですし、ジンギスカンは北海道文化遺産に指定されており、羊とは切っても切れない大地が北海道です。その中でも士別市は「羊のまち」と市のHP（http://www.city.shibetsu.lg.jp/）に大きく書いているぐらいに羊推しの町で、市の名産は「士別産サフォークラム」。羊好きにはたまらない街です。

その街で、267ヘクタールの広大な農地で様々な作物とともに、羊を飼育しているのが「かわにしの丘しずお農場株式会社」さん。こちらの農場で生産される士別産のサフォークラムは全日空国際線ファーストクラスではメインディッシュとして、また横浜APECでは各国の首脳などへ提供されるなど、高い評価を受けています。そのしずお農場さんが農場内で開いている羊のお店が「ペコラキッチン」なのです。

▲落ち着いた内装の店内。

こちらのお店の名物は、なんといっても「士別産サフォークラム」なのですが、オージー・ラムにも力を入れています。その理由は「北海道の人はオーストラリア産ラムやマトンを多く食べてきて慣れている」とともに、「美味しいし、価格帯が優秀だから」だそうです。今年からオーストラリア産ラムラックを熟成させて仕上げた商品の販売も開始！羊肉の味に厳しい舌を持つ士別のお店に選ばれて光栄です！

お店のイチオシの名物は「農場オリジナルのたれに漬け込んだ味付きジンギスカン」。醤油ベースの味わいが大人気だそうです。お店も農園の中にあり、雄大な自然を眺めながらの羊肉を食べる！北海道らしくて良いですよね！ドリンクにもこだわりがあり、自社農場で栽培した食用ほおずきを国産生姜と発酵させて造ったジンジャービア（ノンアル）もおすすめです。もちろん、ジンやウオッカと割っても美味しくいただけます。

牧場内にはオートキャンプ場「焚き火キャンプ場士別ペコラ」も昨年オープン。なんと、レストランの売店で買った羊肉を大自然の中でBBQとして楽しめるとの事。美味しい羊と大自然。羊好きなら是非訪れたいスポットです。

▲自然の中で豪快に焚火が楽しめる焚火キャンプ場

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