ラムバサダーのご紹介 / 井川裕介氏

「ホンモノのBBQ文化」を日本で広めたいという井川氏、父親の仕事の関係で、子どもの頃3年間ほど、オーストラリアで過ごした。そこはBBQ先進国、公園などにコイン式のBBQグリルが設置してあり、いつでも誰でも気軽にBBQを楽しめる環境が整っている。そんなオーストラリアでの経験が原点となり、美容師や食品を取り扱う商社でのサラリーマンとして働いたのち、都心でも準備・片付けが必要なく、さらに食材も整っているBBQ空間を提供するREALBBQ株式会社を立ち上げた。

食材は、REALBBQが全て独自に開発した商品で、パッケージを開けて焼けば、誰が作っても美味しくできるように設計されているというのが驚きだ。井川氏いわく、日常的に料理をしない人が作っても「おいしさ」という着地点がぶれない商品の開発には苦労したという。ソースなどの調味料にいたるまでREALBBQのものだ。こうやってBBQ体験の中でもステーキハウスのような分厚い肉が自分でも美味しく焼けるといった体験ができることも、多くの人を惹きつけている理由の一つだろう。

1つのグループで完全貸切りのできるREALBBQ PARKではオプションメニューの中にラム肉のショルダーラックや肩ロースなどがあり、特に厚切りで食べるものが人気という。オーストラリア産ラムは1頭のサイズが大きいため、BBQでたのしむ時はそのボリュームが魅力である。

オーストラリアのBBQが原点となっているものの、REALBBQでは世界各国のBBQ文化を踏襲し独自のスタイルを提案している。また、子連れのママ会や会社のチームビルディング、合コンなど幅広く利用されているBBQはコミュニケーションの場としても人気が高まっているという。火おこしから始めるBBQもいいが、多くの人が気軽にBBQという「遊び」を体験する場が求められているのだろう。

地方都市でもREALBBQの店舗が全国に拡大している。夏本番を迎えるいま、都内ではさらに店舗数が増える予定とのこと。第三弾のラムバサダーに就任したこともあり、羊肉に特化したBBQイベントを行うアイディアも温めている。楽しい体験と美味しさの両方が味わえる空間がさらに広がっていくことに期待である。

井川 裕介

REALBBQ株式会社 代表取締役社長
BBQデザイナー

幼少期を過ごしたオーストラリアでBBQと出会う。日常に深く根付いたBBQに強く影響を受け、2014年REALBBQ株式会社設立。1組貸切型BBQ場「REALBBQ PARK」、オリジナルBBQ食材のECサイト「REALBBQ MARKET」を事業展開。「日本にホンモノのBBQを!」をコンセプトに新たなBBQインフラの創造に邁進している。
また個人としては、BBQのフードスタイリングや企画監修などを展開。雑誌、WEB、テレビ、ラジオなど幅広く活動している。

REALBBQサイト https://realbbq.jp/

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