
羊肉のプロフェッショナルで、北海道・名寄市の羊肉専門店「東洋肉店」の代表も務める東澤壮晃ラムバサダーによる、タイ・バンコクでの活動レポートの第二弾が届きました。
前回に引き続き、東澤ラムバサダーは、バンコクで開催された消費者向けイベント「THE ULTIMATE AUSSIE LAMB JOURNEY WITH CULINARY EXPERIENCE」に、日本のマスターブッチャーとして登場。自らが握る「羊鮨」をはじめ、多彩なラム料理で、現地・タイの方々を驚かせました。
以下、東澤さんからの現地レポートです。ぜひご一読ください。
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バンコク・ルンピニー公園そば、Kimpton Maa-Lai Bangkokにて。
バンコクの中心地、緑あふれるルンピニー公園を望む5つ星ホテル「Kimpton Maa-Lai Bangkok」の高層階。夜風が心地よいルーフトップで、華やかで記憶に残る一夜が開かれました。
かつての日本と同じように、ここタイでも「羊肉=においが強い」「クセがある」といったイメージを持つ人がまだ少なくありません。
実際、ゲストの中には羊肉が苦手だと話す方もちらほら。
けれど、そんな固定観念はこの夜、一皿ごとに崩れていきました。
タイのラムバサダーとして活躍するシェフKong、Yakup、Artが手掛けた、多国籍で洗練されたラム料理の数々。
さらに、オーストラリアのマスターブッチャーグレッグ・バトラーによる骨付きラムショルダーの本格グリル。
そして、日本のマスターブッチャー東澤が握る、美しく香り高い「羊鮨」。
ゲストたちの表情は、それらを口にした瞬間に変わりました。
「美味しい」「やわらかい」「全然クセがない」——驚きと笑顔がテーブルに広がります。
高品質のオージー・ラムを、文化や嗜好に合わせて丁寧に調理すれば、どれほど多くの人に愛されるのか?
その答えを、この夜の料理とゲストの反応が物語っていました。
このイベントは、単なるディナーではありません。
それは、固定概念を超えた発見の旅であり、オージー・ラムの可能性を世界に示すショーケースでした。
Write: 東澤壮晃
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ラムバサダーとはメンバーの22名だけではありません。ラム肉を愛する人ならだれでもラムバサダーなのです!
日本中に散らばる多くのラムバサダーたちが「ラムバサダー特派員」です。
彼ら多くの「ラムバサダー特派員」が、様々な切り口でラム肉愛にあふれるお店を紹介していきます。
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