「遠野で焼き肉といえばジンギスカン」地元の人たちは皆口を揃えてそう言います。「遠野物語」で有名な岩手県遠野市では1930年頃から羊肉をジンギスカンとして食べる食文化が根付いており、今でも市内スーパーでは当たり前のように生の羊肉が売られています。遠野に住む人にとって羊肉はとても身近な食材なのです！

そんな「ジンギスカンの街」遠野で、はじめに羊の美味しさを広く知らしめた店と言われている「ジンギスカンあんべ」。従軍中に旧満州で羊肉料理を口にした初代創業者がその美味しさを忘れられず、帰国後地元遠野で羊肉を扱う店を開業したのがそのはじまりです。

しかし当時は日本で羊肉を食べる習慣がほとんどなく、なかなか人々に受け入れられなかったそう…。なんとかして羊肉の美味しさを広めたいと、試行錯誤の上に作り上げた自家製タレがクチコミで徐々に評判となり今では焼肉＝羊と言われるほどジンギスカンは遠野の名物になりました。

羊肉を根付かせるきっかけとなった秘伝の自家製タレは代々厳しく受け継がれ、今でもあんべの「顔」となっています！

遠野ジンギスカン発祥の店として羊肉の品質にこだわるあんべでは、お客さんに美味しいお肉を提供し続けるため、チルド状態で高鮮度なものが手に入るオージー・ラムを選んでいるとのこと。その中でもさらに肉質が良いブランドを厳選して使用しているというこだわりっぷり…！

遠野に行く機会があれば、ぜひ遠野ジンギスカン元祖の店が送る伝統の味をご賞味あれ！

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