羊愛炸裂!地元の老舗羊肉店が仕掛ける「新しい羊肉普及」のカタチ

▲近所にも欲しい。この堂々とした佇まい。

「羊肉の自販機が出来るらしい」と、うわさを耳にしました。最近は、出汁の自販機、ラーメンの自販機と自販機が流行っていますが、羊肉は思いもよらず!でして、なるほどそれは面白い!と、早速調べてお話を伺いました。

この自販機を仕掛けるのは、山形県米沢市の羊肉専門の精肉店「なみかた羊肉店」さん。こちらの4代目の行方進之介さんは、羊飼いや羊文化を探して、世界各国を羊武者修行で回るほどの羊好き。

修行を終えて、今は米沢で次々と羊肉の切り口で、新しい事を仕掛けています。

それにしても、自販機はすごい!と思い、理由を聞いたところ・・・

「私達の掲げているヴィジョンのひとつに、<日本の羊肉文化の発展に貢献していく企業であり続ける>というものがあります。それを実現するひとつの手段として、もっと羊肉を身近に感じてもらおうと、24時間いつでも羊肉を購入できる冷凍自動販売機を設置してみました。」・・・との事。

いやはや、すごい。でも、共感しかないお考えです。それに引きつづき、
「もともと当店の強みは、一度も冷凍していないチルド羊肉を常時販売していることでしたが、自動販売機では冷凍の羊肉しか販売できません」と、普通ならここであきらめるのですが、プロトン凍結と言う、磁力と電磁波で水の分子を整列させたうえで急速凍結させる機材を導入し、試験の結果、冷凍でも冷蔵と同じく美味しく食べることができる!事がわかったので、展開に踏み切ったそうです。

▲これが、自販機にも入っている名物の「義経焼」

新しい事はどんどんやる!しかし、コンセプトと基本は忘れない。この精神大事ですよね。

現在の取り扱い品目は・・・
・名物のみそ味の羊焼肉「義経焼」
・ラムチョップステーキ4本セット
・愛盛りジンギスカン(3種の部位食べ比べ)
・フランス産ロックフォールマトンのテンダーロインハンバーグ
・長野の松岡さんの羊飼いソーセージ

フランス産と書いてあるもの以外はすべてオージー・ラム(マトン)を使用しています。

▲充実のラインナップ

▲ラムチョップステーキ4本セット

さらに、これで満足せず、総菜免許を取り商品拡張中だそうで、ブレインマサラ(羊の脳味噌カレー)や、地元のスパイスカレー屋とのコラボ商品など試作開発中との事。

自販機もですが、なみかた羊肉店さん、義経焼も美味しいし、通販もワクワクする商品が多いので、羊好きならまずは要チェックです。

▼なみかた羊肉店サイト
https://www.umai.co.jp/

自販機設置住所:〒992-0026 山形県米沢市東2丁目1-30

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ラムバサダーとはメンバーの22名だけではありません。ラム肉を愛する人ならだれでもラムバサダーなのです!
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