▲落ち着いた美しい店内。カウンターがメインのお店でスタッフがしっかり羊を焼いてくださいます。
こちらのお店を記事化するにあたりサイトを見ていたのですが、その中で心に刺さる言葉がありました。
>クラフトビールとジンギスカンは“ブーム(流行)”ですか?
>それとも“スタンダード(定番)”ですか?
>私たちが目指すのは、クラフトビールと羊料理を今よりもっと身近な存在にすること。
>皆さまの日常に登場するようなカルチャー(文化)にすることです。
まさにその通りでして、ブームから定番へ! といつも思っているので、我が意を得たり! と激しく同意するとともに、クラフトビールの立ち位置と、羊肉の立ち位置の近さに改めて気づきました。自分たちの好きな2つのものをスタンダードにしようとしている野心的なお店が今回紹介するその名も「ビールと羊」さんなのです。
▲美しい羊肉は美味しいのです。
こちらのお店のお話を伺っていると、テーマとしているのは「鮮度」だなと。まずは羊肉ですが、羊肉に慣れていない大阪の方たちに羊肉の旨さを知らしめたい! と言うことで冷蔵のお肉を使用。お店での管理も徹底し、新鮮でうまい! 羊肉を提供しているとのこと。そして、ビールも鮮度。ビール酵母が生きたまま樽の中に入っている自社ブランドのクラフトビールを提供しており、8種類の生樽無濾過のクラフトビールを最も新鮮な状態で飲めるとのこと。羊もビールもやはり鮮度なんですね。また、大切なこだわりとして、店員さんがお客さんの前できちんと焼いてくれるそうで、コミュニケーションをとりつつ、ジンギスカンが楽しめるエンターテイメント性も自慢。
鮮度にここまでこだわるお店が、多くの羊肉の中でオージー・ラムにこだわる理由は何でしょうか?? ポイントとしてあげてくださったのが「上質な肉質のものが安定して入ってくるから」だそうで、羊が産業として根付いているオーストラリアは羊の飼育の経験と技術が豊富で、それが「いつでもいい肉が届く」ことにつながっているそうで、質がよく、それが安定していることがオージー・ラムの魅力だそうです。
こちらのお店のイチオシは「オーストラリア産グラスフェッド・マトン」。マトンと言えば、マトンカレーなどが有名で、癖のあるイメージを持たれている方が多いですが、新鮮であれば弾力のある肉質と旨味をたっぷりと持ったとてもジューシーで美味しいお肉で、羊の本来の美味しさを味わえます。
新鮮な羊と、新鮮なクラフトビール。そういえば、新鮮の「鮮」には「羊」が入っていますね。この2つの新鮮で、大阪に新しい羊文化を根付かせたいとオーナーの熱い思いがビンビンと感じるお店で、2020年6月オープンの新店舗ですが、今後が楽しみのお店です。
▲オリジナルのクラフトビールも注目。
【店舗詳細】
●店舗名:ビールと羊
●TEL:06-4397-3567
●料理ジャンル:ジンギスカン
●住所:〒530-0057 大阪府大阪市北区曾根崎2丁目1−12 国道ビル1階
●営業時間:[ディナー]16:00〜23:00(L.O. 22:30)
●定休日:日曜日
●座席数:23席
●個室の有無:なし
●禁煙席有無:全席禁煙
●開店年月日:2020年6月1日
●URL:HP、Facebook、Instagram
この記事を書いた人
ラムバサダー特派員
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