ラム肉でつくる肉じゃが! 日本のおばんざい「ラムじゃが」

「他の肉の代わりにラムを使ってみよう!」というコンセプトで、以前、いつもの肉を使う気持ちでラムの煮物を作ったことがありました。残念ながら、それはそこまで上手くいかなかったのですが、今回ご紹介するラムバサダー山下春幸シェフ考案のラム肉の肉じゃが、「ラムじゃが」は味がバッチリと決まります。

やはり、素材が変われば作り方も変わるわけで、しっかりしたレシピがあれば、ラムを使った家庭料理はもっともっと広がるなと確信した次第です。

この味付け、応用がきく!と作りながら思いました。ラムの肩ロースが近くのスーパーになかったのでスライス肉を使い、脂身が多かったので少しトリミングして使いましたが、スライス肉でも十分おいしくできました。今度はショルダーを取り寄せて、ごろっと大きなラム肉のラムじゃがを試したいです。

そして、肉じゃがにさつまいもは初めてでしたが、これがまたおいしい。普通の肉じゃがを作るときも応用できそうです。

[材料] 4人分
ラムショルダー:220g
じゃがいも:220g
さつまいも(皮付き):150g
人参(皮付き):90g

《煮汁》
水:250g
粉末かつおだし:3g
濃口醤油:50g
上白糖:50g
本みりん:50g

[調理方法]
1.じゃがいもは皮をむき一口大にカットする。同じくラム、人参、さつまいもを一口大に揃える。
2.分量の材料を全てお鍋に入れて蓋をし、中弱火で15分程度煮る。その後、一度温度が冷めるまで蓋を開けずに味を染み込ませる。
3.飾りの野菜を添えて完成。

山下 春幸(HAL YAMASHITA)

株式会社ウォーターマーク 代表取締役
HAL YAMASHITA 東京 エグゼクティブシェフ
WFP国連世界食糧計画 顧問
ワールドグルメサミット2010/2012 日本代表
JAPAN GOURMET 2015 in SINGAPORE 日本代表
料理ボランティアの会理事
一般社団法人オーガニック認証センター 会員
神戸大学大学院経営学研究科講師
日本精神障害者リハビリテーション学会員
観光学術学会学会員
兵庫県 ひょうご「食」担当参与

素材の持ち味を最大に引き出す「新和食」第一人者として、2010年、2012年の2大会連続でワールドグルメサミットに日本代表として出場。現在、Japanese Master Chefとして、海外に日本の食文化・風習・食材・農産物を通して、日本を紹介する活動を積極的に行っている。
また、自身のレストランのほか医療・福祉・食育イベント参加や講演、出版・執筆活動、監修・プロデュースなど、国内外で精力的に活動。さらに、東日本大震災被災者に飲料水を支援する基金設立、障害者支援活動など、食を通じた社会貢献活動にも全力を注いでいる。

http://wmk.co.jp/

こちらもおすすめ