▲【ラムゴロー】ラムチョップとラム肉たたきとラムのスペアリブステーキ
持論でもありますが、今までのラム肉のイメージは「ジンギスカンかラムチョップ」でした。その流れが最近どんどん変わってきており、ジンギスカンという料理ではなく、ラム肉という素材を押す店が増えてきているのもその流れの一つ。今回は羊肉激熱の神田~上野エリアに誕生した「羊肉酒場」ラムゴロー神田南口店の紹介です。
まず、入って驚くのは雰囲気の良さ。酒場という気軽な感じを残しつつ、女性客やカップルなどでも落ち着いてラム肉を満喫できる環境が整っています。装飾やデザインなどにたくさんの羊が取り入れられており、羊好きじゃなくてもワクワクする店内。焼き場の見えるカウンターなんか、会社帰りにふらりと立ち寄るの最高ですね。そして、すべての紹介に先んじて話す事ではないですが、2階のトイレがすんごい羊なので皆様是非行ってみて下さい。きっと度肝を抜かれるはず。
羊愛が炸裂している店内で提供されるメニューもまた羊愛爆発。噂の熟成ラム串はじめ各種串焼きやラムチョップの炭火焼きなど押さえておいてほしいメニューがそろっているのはもちろんのこと、麻婆豆腐ややみつき肉味噌ピーマン、ラム塩煮込みなど、酒場風のメニューにしっかりラム肉が使われていて、しかも、うまくて安いのです。
▲羊愛炸裂の外観。
■アイディアに脱帽!熟成ラム串
ラム肉の価格は2021年1月から1.4倍も跳ね上がっており、多くの飲食店がその価格高騰の直撃を受けています。そこで、ラムゴローが編み出したのがエイジングシートを使った「熟成」。
熟成させることにより、今までは部位により50%近くしか仕入れたお肉で使える部分はなかったのですが、熟成させる事により、トリミングしていた脂や筋の部分なども柔らかく美味しくなり、お肉の95%をそのまま肉として使えるようにしたそう。アイディアで価格高騰に対応し、もともと290円だったラム串を190円にプライスダウンするなど、嬉しい消費者還元を行っています。
熟成ラム串は是非食べてほしい味。熟成されたラム肉は本当に珍しいので。
この、様々なラム肉の部位を使うラムゴローで選ばれているお肉は「オージー・ラム」。
部位が大きく、多くの部位が安定して手に入るのが選択の決め手だそうです。
▲これが熟成ラム串。大きいんです。
■オリジナルドリンクがまた面白い!
ラム肉とスパイスの相性の良さは今さら言うまでもありません。しかし、このように沢山のスパイスサワーは私は初めての経験でした。カルダモンサワー、スパイシーサワー、ブーケガルニーサワー、山椒サワー、ラムゴローサワーの全5種類のスパイスサワーがラム肉の脂をきれいに流し爽やかな風味で口の中をリセットしてくれるので、ラム肉がずっと美味しく食べられます。
▲スパイスサワー各種
アイデアと工夫。そして楽しい店内と、羊のお店はまだまだ進化して、美味しく楽しくなる!と実感させてくれたお店。それが「ラムゴロー」でした。
【店舗詳細】
●店舗名:ラムゴロー神田南口店
●料理ジャンル:ラム肉酒場
●住所:〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町1-3-7 SWビル1・2階
●営業時間:17:00〜23:00
※新型コロナウイルス流行期につき、営業時間等変更になる可能性があります。
●定休日:日曜・祝日
●座席数:カウンター10席、テーブル42席
●禁煙席有無:無
●個室:無
●開店年月日:2021年9月22日
●URL:Instagram
この記事を書いた人
ラムバサダー特派員
ラムバサダーとはメンバーの22名だけではありません。ラム肉を愛する人ならだれでもラムバサダーなのです!
日本中に散らばる多くのラムバサダーたちが「ラムバサダー特派員」です。
彼ら多くの「ラムバサダー特派員」が、様々な切り口でラム肉愛にあふれるお店を紹介していきます。