以前ご紹介させていただいたラム肉バル結さんが新業態のお店を岡山にオープン。その名も「岡山ジンギスカン結」。大阪中心にラム肉のお店が増えてきていると最近感じていましたが、ここにきて岡山も盛り上がってきています。
羊をこよなく愛するオーナーの田中さんは以前よりジンギスカン店をオープンさせたい!と考えており、その夢が叶いました。「ラム肉のおいしさを岡山でもっと広めたい」という想いのもと、「岡山で最高のジンギスカンを」をコンセプトに営業中です。
■チルドと地元産野菜にこだわる!
お店のこだわりは「チルド」。つまり、一回も冷凍されていないお肉です。流通などの関係で難易度が高い場合がありますが、チルドは臭みもなく、柔らかい。現在オーストラリアからのラム肉はチルドの割合がどんどん増えて来ています。
オーナーになぜオージー・ラムを使うのか?と聞いたところ「岡山県民にとってラム肉はあまり馴染みのないもの。オージー・ラムはクセが少なく、脂も甘く、肉質も柔らかくて美味しい。ラム肉初心者でも食べやすいのでラム肉をより多くの方に召し上がっていただきやすいのでは?と考えました」との事。
ジンギスカンの名脇役・野菜も農家と直接交渉し季節の野菜を仕入れています。もちろん岡山産。中でも縦切りにした蓮根はラム肉の脂とよく合います。ジンギスカンの楽しみの一つがたまったラム肉の脂を野菜と共に楽しむことだと思うので、蓮根はさすがのチョイス。岡山産で言うと岡山県産イエルバブエナ(無農薬ミント)を使用したプレミアムハーブ翠ジンなどドリンクにも岡山がしっかり。
■その他、ラム愛が詰まったこだわりがいっぱい。
その他、お店には色々なこだわりがギュッと詰まっています。例えばジンギスカン鍋は南部鉄器を利用。1 匹分丸ごと提供しているラムタン。コトコト3時間以上煮込んだスープで作るラムカレーなど。おすすめの食べ方は塩とにんにくを乗せる食べ方だそうで、これは面白いですね。ドリンクにも北海道民のデイリーワイン「トカップワイン」や北海道限定リボンナポリンを用意するなど、ジンギスカンの本場、北海道の味を岡山で味わうことができるのもポイントが高い。
まだまだラム肉の文化が根付いてない岡山ですが、こんなにラム愛のあふれる店があるという事は今後どんどんラム肉が広がるきっかけになるに違いありません。
【店舗詳細】
●店舗名:岡山ジンギスカン結
●料理ジャンル:ジンギスカン
●住所:〒700-0901 岡山県岡山市北区本町5-11
●営業時間:[ディナー]17:00-23:00(L.O.22:30)
※新型コロナウイルス流行期につき、営業時間等変更になる可能性があります。
●定休日:日曜日
●座席数:店内22席
●禁煙席有無:全席禁煙
●個室:無
●URL:インスタ
この記事を書いた人
ラムバサダー 菊池 一弘
羊肉の消費者団体、羊齧協会創業者にして主席(代表)。
羊肉料理を素人がおいしく楽しく食べられる環境作りを行うべく、多種多様な羊肉普及のためのイベントを行う。
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