こんにちは。ラムバサダーの菊池です。22名のラムバサダーの中で料理関係者ではない私が書くのも僭越な感じの内容なのですが、多くの方より「スーパーなどでおいしい肉を選ぶ場合はどうしたらいいのか??」と、よく聞かれることと、ラムバサダー仲間の「アデニア」「デカリー」オーナーシェフ・入江眞史さんから、肉の選び方について聞く機会がったのでまとめてみようと思い立ちました。
▲「アデニア」「デカリー」オーナーシェフ・入江眞史さん
入江シェフから聞きました「スーパーなどでおいしい肉を選ぶ」秘伝ですが、非常にわかりやすく、「見ておいしそうな肉を選ぶ!」だそうです。わかりやすい!人間の感覚「おいしそう!」は信頼して大丈夫との事。また、あわせて加工日を確認し、新しいものを選ぶことが大切だそうです。
非常に簡単な基準ですが、確かにパックされた肉を判断するのってたしかに、このぐらいかなとも。羊肉を今度から買うときは皆さま「美味しそうな色味の加工日が新しい肉」に気を付けて選んでみてくださいませ。
羊肉は非常に繊細なお肉で、特に脂肪部分が劣化しやすく、劣化するとすぐに独特の香りが出てきてしまいます。そして、羊の独特の香りは脂肪の部分に集まっています。つまり、羊肉は鮮度が特に大事なお肉でして、そこに注意する必要があります。それゆえ、パックされた日付を気にすることはなるほど!なのです。
入江シェフのお話はもっと細部に及び、2時間近くこの話をしていたのですが、一般の方が選ぶ時の基準はこのぐらいでも大丈夫とのことでしたので、勘所だけまとめてみました。
入江 眞史
ADENIA、DECARY オーナー・シェフ
1992年渡仏。
帰国後、数件のレストランを経て、パークハイアット東京にて副料理長を務める。
その後、ブルーノート東京グループ、丸の内「コットンクラブ」、表参道「トゥールームス グリルアンドバー」の料理長を歴任。
2012年3月、渋谷鉢山町にブラッスリー「ADENIA」オープン。
2014年12月、江東区亀戸に「DECARY」オープン。
ADENIA(アデニア) http://www.adenia.jp/
DECARY(デカリー) http://decary.jp/
菊地 一弘
羊齧協会 主席
株式会社場創総合研究所 代表取締役
一般社団法人 来来県 代表理事
羊肉の消費者団体、羊齧協会設立者にして主席(代表)。羊肉料理を素人がおいしく楽しく食べられる環境作りを行うべく、月例イベント、羊フェスタ、羊齧落語、羊齧合コンなど、切り口を変えた羊肉普及のためのイベントを行う。月例イベントは6年連続満員御礼。100席のチケットが3時間で売り切れるほど協会には「羊愛」の強い会員が揃う。会員数は都内を中心に1,700名(2018年8月現在)。毎月数十名規模で拡大中。15名の幹部を置き、組織化しているのが大きな特徴。東京の本部のほか、関西支部を神戸に、北東北支部を八戸に置く。また、日本初のラム肉レストラン本『東京ラムストーリー』を監修するなど、活動は多岐にわたる。
羊齧協会 http://hitujikajiri.com/
一般社団法人 来来県 http://lailaipref.or.jp/