新型コロナウイルス流行期に羊肉はどうなったのか??

こんにちは。ラムバサダーの菊池です。新型コロナウイルス流行ですが、いまだに気が抜けません。今後もどうなるかが解らない状況が続いております。お読みいただいている方の中にも、大変な状況の方もいると思います。どのような形にしろ早く日常が戻ることを願ってやみません。

今回は、よく聞かれる事ではありますが「羊業界と新型コロナウイルス流行」と言う切り口でお話したいと思います。

今年のはじめ新型コロナウイルスの話が出てくるまでは、羊肉業界は今までの多くの方たちの努力が実り、羊肉は都内のスーパーで大体買えるようになり、地方でも買える場所が徐々に増えつつありました。しかも、大手の飲食チェーンでも羊肉を扱うことが増え、あまりにも売れたために多くのTV局が取り上げる盛り上がりを見せていました。そう。まさにこれからという時起こったのがこの新型コロナ騒動だったのです。

現状羊肉の動きはよくありません。それもそのはずで、羊肉は多くは外食で消費されておりました。新型コロナの自粛、そして、その後の人出の減少から飲食店などで消費される羊肉は驚くほど少なくなり、それは今でも続いています。各飲食店が通販などで販売を頑張っておりますが、その効果も限定的で辛い時期が続いております。

インバウンド需要や旅行需要の減少も羊肉の消費を少なくしています。日本の羊肉の半分は北海道で消費されています。その北海道の主要産業の一つが観光で、観光で北海道を訪れた人たちが、名物のジンギスカンを楽しむ事がなくなり、羊肉だけではありませんが、北海道での消費も大きく後退しているそうです。

また、スーパーで扱われている羊肉ですが、外で食べない代わりにドカンと売れ始める! というのもなかなか難しく。消費量はそこまで変わらないものと思われます。羊肉はいまだに外で食べるものとの認識が強く、我ら羊肉を愛するものとしては今後の課題の一つとして、家庭へのさらなる浸透を考えねばと改めて思った次第。

このように、おそらく皆さまの予想通りだとは思いますが、羊肉業界は忍耐の時期を迎えています。そこで、私から皆さまへのお願いなのですが、是非お家で羊肉を食べてください! 良いレシピがWEB上にたくさん出ていまして、ちょっとした工夫でご家庭でもしっかり楽しめます。

オージー・ラムサイトのレシピはこちらから

そして、是非、安全に気をつけていただき羊肉を出しているお店に食事に行っていただければと思います。業界として、1月までせっかく今までの多くの立場を超えた羊好きの人たちの努力が実りつつある時に、このようなことが起ってしまい、いかんともしがたい状況ですが、皆さまのお力添えで、この難局を乗り越えたいと思っています。

この記事を書いた人

ラムバサダー 菊池 一弘

羊肉の消費者団体、羊齧協会創業者にして主席(代表)。
羊肉料理を素人がおいしく楽しく食べられる環境作りを行うべく、多種多様な羊肉普及のためのイベントを行う。
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