▲レトロ感あふれる親しみやすい店構え。
以前より「関西のラムが熱い!」とたびたび書いていますが、その熱はコロナで止まるかと思いきや加速を続けています。その中の一つが大阪市は淀川区にオープンした「ラムジェネレーション」です。コロナ真っ盛りの2020年11月オープンですが、親しみやすい大衆ジンギスカンというコンセプトと、通販やテイクアウトにも力を入れるなどの経営努力でコロナにも負けず営業中です。
特にお店でこだわっているポイントは2つ。今回はそれに沿ってお店の魅力をご紹介いたします。
■まず何といっても肉の質!
▲一押しkiwamiセット。質の良い羊肉を塩で味わうお店の自信があふれる逸品。
大阪に生ラム専門店が少ないのは、食わず嫌いが多いからでは?との考えにより、風味が良く、柔らかく、クセが少ない厳選されたお肉を仕入れる事に注力。ラム肉のおいしさを地元の人たちにも知ってほしいという熱い思いによりメニューを厳選し、脂ノリがよく柔らかなオージー・ラム専門店としてメニュー構成などを考えているとの事。繊細な関西の方の舌と上質なラム肉は相性が良いと、私も前々から思っていますので、是非おいしいラムを提供しラム肉の本当のおいしさを広めてほしいですね。
■そして、タレやスパイスの味にもこだわる。
▲塩たたき
ジンギスカンのタレといえば醤油味ですが、こちらは地元の龍野の醤油をベースにし、味付けを、うま味を元に計算しています。旨味として鰹の「イノシン酸」、昆布の「グルタミン酸」、真牡蠣の「コハク酸」、そして野菜(玉ねぎ・キャベツ・にんじん・白菜・セロリ)の甘味などを試行錯誤の上ブレンドし、味の締めに完熟国産ゆずを使用するなど、タレに並々ならぬ思いを込めています。文章だけでも、うまさがわかりますね。
そして、やはり、大事なのがスパイス。ラム肉は、スパイスやハーブと一緒に食べるのが世界の一般ですが、日本ではその点がかけているので、スパイスに向き合ってくれているのはうれしいところ。唐辛子、クミン、花椒、ガーリック、ジンジャーなどブレンドされたスパイスはその名も「ハッピーマジック」。かけて焼いて良し、タレに入れるも良しの万能スパイスです。
その他、ラム本来の味を凝縮したラムバーグ、ラムのユッケ、塩たたきなどサイドメニューも充実。ジンギスカンに没頭するだけではなく、羊系つまみで飲むこともできるお店です。
大衆ジンギスカンと銘打っていますがこのこだわり。気軽にラムを補給できるジンギスカン店でここまで細部にも力を入れているところは珍しいですね。
関西のラム肉の物語は、始まったばかりですが、すごい勢いで拡大中なので目が離せません。
この記事を書いた人
ラムバサダー特派員
ラムバサダーとはメンバーの22名だけではありません。ラム肉を愛する人ならだれでもラムバサダーなのです!
日本中に散らばる多くのラムバサダーたちが「ラムバサダー特派員」です。
彼ら多くの「ラムバサダー特派員」が、様々な切り口でラム肉愛にあふれるお店を紹介していきます。