いまだに、興奮冷めやらぬ「味付ジンギスカングランプリ」。一般部門もですが、ニューウェーブ部門も激戦で、甲乙つけがたい商品が多数出品されました。
その中でグランプリを受賞したのが東京ラムストーリーさんの「辛ラムーチョ(かららむーちょ)」。審査の時に食べた「辛いだけじゃない、重層的な旨辛味」の確認の意味も込めて、東京ラムストーリー大塚店さんに行ってきました。店舗についての説明などは以前の記事を参照ください!
■そもそも味付ジンギスカングランプリの「ニューウェーブ部門」とは??
「新しい味付ジンギスカン」を募集する部門で、今後市販化が予定されているのであれば、試作品段階でもエントリー可能。条件は「厨房など保健所の許可を受けた施設で、オージー・ラムまたはマトンで作られた物」だけです。メーカー様の開発部の方、ジンギスカン店様、シェフ、一般の方・・など、われこそは!!と思う方がだれでも参加でき、新しい世界基準の味付ジンギスカンをみんなで作る挑戦的な部門です。
東京ラムストーリーさんはこの部門で開発に名乗りを上げてくれました。そしてお店の壁にも、メニューにもこのようなグランプリの記載が!
素敵な告知、ありがとうございます!
■そうして、いよいよ辛ラムーチョが登場!
そう!これこれ。一見辛そうには見えないのですが、審査の時と同じ見た目です。
まずは、食べてみようと焼き始めました。「味噌とか周りについている」系は、焦げやすいイメージがありましたが、辛ラムーチョは全然焦げないし、くっつかなくて焼きやすい!これは食べやすくてよい!
そして、食べるとやはりおいしい!辛さが重層的で、甘みとうまみがしっかりとあり、お酒のつまみにもなるし、ご飯もおいしく食べられる!肉のちょうど良い噛み応えも味付にマッチ。なんでもインスピレーションを受けたのは韓国料理で、数種類の韓国味噌をブレンドして漬けこみ、パンチのある辛さを効かせたとのこと。
良い意味でちょっと感じるジャンク感が、気軽で楽しいお店の雰囲気にマッチしています。なんだかんだ15人で食べに行ったのですが、みんなに超好評でした。これは、まさにニューウェーブの味がします。この味もっと多くの人に経験して欲しい。審査員各位のおすすめですよ!
ニューウェーブ部門 審査員
[後列左から]
関澤波留人(ラムバサダー、「羊SUNRISE」オーナー)
シャンカール・ノグチ(ラムバサダー、スパイスハンター)
[前列左から]
本田美穂子(北海道遺産ジンギスカン応援隊 事務局長)
菊池一弘(ラムバサダー、羊齧協会代表)
加藤修(札幌市 市長室長)
■ニンニク焼きを載せるとさらにおいしい。
みんなで食べているうちに見つけた、味変的な食べ方ですが、メニューにあるニンニクを別途注文し、良く焼いてから一緒に食べるとさらにおいしくなることを発見!是非これもお店で体験して欲しい味です。
■やっぱり、ニューウェーブは面白い!
ニューウェーブジンギスカンの可能性を、今回あらためて辛ラムーチョを食べて気付かされました。羊肉の食べ方として、既に味がついてて、焼くだけで気軽に楽しめる味付ジンギスカンは、ご家庭からの質問で多い「ラム肉って、買っても食べ方が少ない」というご意見の答えのひとつにもなると思いますし、飲食店にとっても、色々な部位を無駄なく利用でき、保存性も高く、さらにお客様の満足度も上がるので、これを取り入れない手はないですよ!
「うちにも自慢の味付ジンギスカンがあるぜ!」と思うお店や企業は是非下記よりご連絡ください!食べに行きますよ!
お問い合わせフォームはこちら
この記事を書いた人
ラムバサダー 菊池 一弘
羊肉の消費者団体、羊齧協会創業者にして主席(代表)。
羊肉料理を素人がおいしく楽しく食べられる環境作りを行うべく、多種多様な羊肉普及のためのイベントを行う。
詳しいプロフィールはこちらから。