去年は、首都圏や北海道以外から、ラム愛のお店の情報が一気に集まった年でした。今年2024年もその流れをすでにひしひしと感じます。今や北海道や首都圏だけではなく、日本中で羊のお店が誕生してきています。今年1発目のオージー・ラム愛のお店は名古屋の栄より羊の魅力を名古屋に広めようと奮闘する「羊屋ラムワークス」さんです。オープンは2023年11月8日。オープンしたての新店舗です。
■色々な肉が選択できる!オージー・ラムの本領発揮!
ラムワークスさんはオージー・ラムを使用しています。なぜかをお聞きしたところ、「ブランドラム肉のクオリティの高さ(高い品質)と安定した供給量」との事。オーストラリアは小さいけど大陸。南極近くから赤道近くまでの広大な面積があり、各地域で特徴的な羊肉が飼育されています。ブランドによりこだわりも違うので、様々な選択ができる所がオージー・ラムの他国と違う所です。そして、その中でこのお店が選んだラム肉はこちら!
・ロアリング・フォーティーズ・ラム
汚染のない南極大陸からの清らかな空気に満ちた南緯36~50度のエリアのみで育てられたこだわりのラムが「ロアリング・フォーティーズ」ラムです。
・オーガニック・ラム
有機JAS認証を取得した広大なオーストラリアの指定農場で完全放牧を行い、化学合成農薬や化学肥料を使用していない自然の牧草だけで健康的に育てた、風味豊かでやわらかな肉質が特徴の生後1年未満の子羊です。
美味しいだけではない、食の安全や環境まで考えたオージー・ラムの本領発揮のチョイスです。我らとしても是非味わっていただきたいですね!
▲一押しメニュー・「極上5種盛り 極」
▲ラムユッケ
■肉質はもちろん。一品料理もお店の魅力。
上記お読みいただければ肉のおいしさは保証されたようなもの。こちらの名物は一品料理にもあります。
ラムもも肉を使った「ラム生ハム」、卵黄との相性が抜群の「ラムユッケ」、韓国風「ラムギョプサル」、つまみの王道「ラム肉の入った手作りポテトサラダ」、手作りラムコロッケ、ラムのオリーブオイル漬け・・・・などなど、多くのラムメニューがあります。どれもラム肉の魅力を引き出している一品で、個人的にラムユッケが気になります(表面をちゃんとあぶっているユッケです)。また、30分390円以降1分15円加算システムの飲み放題もお店の名物で、この価格で何と30種類のドリンクが楽しめるとの事。これは大盤振る舞いですね。
そして、上記写真はお店の入り口なのですがこの外観は素晴らしい!羊感を出しつつ和のテイストにまとめている外観は圧巻です。
肉にこだわり、料理にこだわり、飲み放題にこだわり、外観にこだわる。
こんな良い店が出てきていますので、羊先進地域である北海道も首都圏もうかうかしてられません!お近くの方は是非ラム肉の最新トレンドを体験しに行ってくださいね。
この記事を書いた人
ラムバサダー 菊池 一弘
羊肉の消費者団体、羊齧協会創業者にして主席(代表)。
羊肉料理を素人がおいしく楽しく食べられる環境作りを行うべく、多種多様な羊肉普及のためのイベントを行う。
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