今回はしゃぶ葉の春の「ラム肉食べ放題」は何がすごいかをまとめました。普段我らが何気なく食べているメニューには様々な開発の工夫があるんだなあと。今回はそのあたりを踏まえ前回書ききれなかった楽しさなどをまとめました!
■ラムしゃぶの薄さがちょうどいい!
今回のラムしゃぶを食べて感じたのは「お肉が薄いのも良い!」ということ。普通ラムしゃぶ系はもう少し厚いのです。開発の方に聞いたところ火の通りやすさなどを試しながらこの薄さになったそう。個人的にこの薄さが今回のラムしゃぶにぴったり!まず一つは「火の通りが早い」こと。煮込まなくてよいのでさっと火を通してちょうどいい状態で食べられます。そして調合したタレや薬味との絡みが良いのです。薬味などが豊富なお店だからこそ活きる薄さです。ちなみに、薄切りでもラム肉のおいしさはしっかり感じますのでご心配なく。旨味を逃がさないように店舗で塊肉を手切りしているそうです。
■薬味なしでもおいしい!グリーンカレーだし
今回、ラムしゃぶに合わせて開発されたスープが「グリーンカレーだし」。白だしなどに様々な具材を入れてじっくり出汁を育てていくものおいしいのですが、このグリーンカレーだしはそのままでもおいしい!そしてラム肉の風味を際立出せる味でもあります。ココナッツミルクと青唐辛子の、甘さと爽やかな辛さのバランスが絶妙で、レモングラスやコブミカンの葉などのタイハーブをしっかり使用しているのもポイントが高い。
具材に最適なものはタケノコやオクラなど硬めのもの。グリーンカレーに入っているような具材と、キノコ類などがベストマッチ。そして、桑折さんは残ったスープを雑炊に。材料はお米少しに食材コーナーにあるカレーを少し。最後に有料の生卵(すき焼き用)を溶き入れたもので、今まで鍋で食べた雑炊の中でもTOP3に入るおいしさ。皆さんも是非グリーンカレー雑炊をお試しください。(おいしすぎて一気に食べたため写真はないのです。)
■タレの配合は無限大!自分の好きな味で楽しめる汎用性の広さ。
今回は、ラムバサダーの桑折さんと伺いまして、縦横無尽にタレを調合しラムしゃぶを楽しみ尽くしました。考え方次第で無限に様々な味を楽しむことができました。食べながらメモを取り、写真を撮ればよかったのですが、夢中になりすぎてあまり写真がない!ぐらい楽しかったです。おいしかったタレの配合を数例を上げますと・・・・
ポン酢に刻んだネギとオクラそして柚子胡椒。ラム肉がさっぱりと無限に食べられます。オクラの食感がいいアクセントに。
ごまだれ、ネギ、ラー油、パクチーで中華風。中華風のタレで楽しむとラム肉の香りが引き立つことが分かったのが今回の収穫の一つ。
※パクチーはディナー限定とのこと。
ポン酢、生玉ねぎ、食べるラー油、紅葉おろし。これだけでもつまみになります。結局最後は豆腐を持ってきて冷ややっこを作っていただきました。
・・・このほかにも大量に作りましたが代表的な3つをご紹介しました。さらに今回桑折さんから学んだことは、具材とタレの相性を考えること。肉は肉、野菜は野菜で食べるのではなく、肉と野菜とタレと出汁を考えて食べるとおいしさが段違いです。また、味だけではなく食感も考えてレンコンとラム肉とネギを一緒に食べるなど、口の中に入った時どういう味になるか?を考えて食べるとさらにおいしくなります。
▲「夢中でいろいろな具材、薬味、タレを選ぶ」の図。
■具材やタレがバイキング形式だから自分の好みで楽しめる!
今回感じたことが、取り放題のお店の可能性です。タレだけではなく、だしを選び、その味に合う具材を選び、それにさらに合うタレや調味料を配合する。組み合わせは無限大ですし、自分がおいしいと思うものを探り、意外な組み合わせを楽しみながら食事を進められます。価格もお手頃なので、この形式は高校生から食にこだわりのある人までみんなで楽しんで食事できる形式なのです。
特に、タレ、具材、サラダにこだわらず組み合わせを楽しむと、しゃぶしゃぶ店なのに、つまみの一品などがどんどん作れるところもまた楽しい!
この企画、ラムバサダー集めてみんなでもう一回やりたいぞ。
▼しゃぶ葉の春の「ラム肉食べ放題」についてはこちらから!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000446.000017486.html
この記事を書いた人
ラムバサダー 菊池 一弘
羊肉の消費者団体、羊齧協会創業者にして主席(代表)。
羊肉料理を素人がおいしく楽しく食べられる環境作りを行うべく、多種多様な羊肉普及のためのイベントを行う。
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