侮れない「味付けジンギスカンの世界」

最近、ステイホーム期間が長かったので自宅でご飯を食べる機会が続きました。その時に重宝したのが、真空パックの味付けジンギスカン。汎用性が高く、保存も効き、気軽に羊分を補給できました。

現在のジンギスカンは細かく分けますと様々な種類が有りますが、ざっくりと「タレにつけ込んだ肉を焼くタイプ」と「焼いてからタレにつけて食べるタイプ」と2つのパターンに大きく分かれます。タレにつけてから焼くモノを「漬け込みジンギスカン」と呼んだりしますが、正式名称は決まってない?と思います。

近年は生ラムジンギスカン(後でタレを付けるバージョン)の方が優勢というか、よく首都圏ですと目に付きます。しかし、北海道などでは、各地のお肉屋さんが漬け込みジンギスカンを作っており、各町で独自の味を競っており、地元の味の漬け込みジンギスカンが有るのが見ていて非常に面白いですね。なんだろう、地酒がある感じで「地ジンギスカン」がある感じでしょうか。調べれば調べるほど面白く、この魅力あまり知られていない気がしています。

タレ漬け込みですが、私は子供の頃から食べていたせいもあり、どちらかと言うと家庭の味というイメージが有りました。外で食べる場合生ラム(後でタレを付けるタイプ)が多かったですが、最近、漬け込みジンギスカンの良さや汎用性の高さに改めて気づき始めています。

まずは、完全に製品として確立しているので手に入りやすい。首都圏の大きめのスーパーですと、冷凍コーナーに置いてある場合が多いですね。また、通販で日本各地の様々なものが取り寄せ可能となっています。

冷凍なので保存がききやすいのもポイントです。味もしっかりついているのでフライパンで野菜と炒めるだけで一品になりますし、焼きそばの麺と炒めるとジンギスカン焼きそばになります。本格的にジンギスカン鍋で楽しんでもいいですし、ホットプレートなどでも美味しく食べられます。また、肉も大きめの場合が多いので網焼きでも十分美味しい。

と、改めて私は魅力に気づき始めていますが、羊好きでしたら、冷凍庫に是非1パックは忍ばせておいたほうが絶対良いと思います!

この記事を書いた人

ラムバサダー 菊池 一弘

羊肉の消費者団体、羊齧協会創業者にして主席(代表)。
羊肉料理を素人がおいしく楽しく食べられる環境作りを行うべく、多種多様な羊肉普及のためのイベントを行う。
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