「羊は世界のごちそう肉」と、我々は話していますが、今回は世界各国の代表的な羊メニューをご紹介します。あくまで代表的な料理なので、この羊文化の背景に膨大な羊料理があるとご理解の上、各国羊文化をご覧くださいませ。
こちら、写真は世界中の羊肉を食べ歩き、羊修行をされた羊肉のなみかたの行方進之介さんよりお写真をお借りしました。
羊肉のなみかたさんのサイトは下記より
https://wp.namikata.jp/world/
ケバブ
薄切り羊肉を重ねて串に刺し、回転させながらローストした肉料理。
日本でも最近見かけるが、羊肉を扱わない。しかし、本場は羊。
ハギス
茹でて刻んだ羊の内臓を牛脂と共に羊の胃袋に詰めた料理。
スコッチウイスキーを垂らして食べるなど、スコットランドの風土に根差した郷土料理。
チャンスンマハ
骨付き肉を塩で茹でたシンプルな料理。本当にシンプルだが、じっくり塩煮した羊肉は骨からはがれやすく、柔らかくて美味しい。
クレフティコ
盗んだ羊肉を密封した状況で炭や石炭と共に穴に埋めて焼いたものが起源の料理。
これは食べた事がないから食べてみたい。
シュワンヤンロウ
羊のしゃぶしゃぶ。これが日本に来て牛のしゃぶしゃぶとなった。
最近はやりのラムしゃぶは本家帰り。
フォーリコール
1972年に国の代表料理として選ばれた羊肉とキャベツの煮込み。
パリーシャ
羊の国と言われるパタゴニアでコイロン草で育った子羊の丸焼き。
アイリッシュシチュー
ラムとじゃが芋をじっくり煮て鳥見をつけるシンプルな伝統料理。
シンプルゆえに、羊に染みが野菜にしっかりしみておいしい。
ベシュバルマク
茹でた羊肉を細かく刻んだものと出汁を幅広の麺と一緒に食べるお祝い料理。
小麦料理と羊はお相性がすごく良い。
ラムタンジーヤ
モロッコのパン、ホブスに付けて食べる羊のつぼ焼き。
バルバコア
柔らかくなるまで蒸し焼きにした羊肉をほぐしたものをタコスとして食べる料理。
ホロホロの羊肉とスパイシーなソースの相性が最高。
ハンギ
地面に穴を掘り、野菜や肉を入れて地熱を利用して蒸し焼きにするワイルドな料理。これは経験してみたい!
・・・・息切れしてきました(笑)実は、まだまだ料理があるんです。
このように、羊肉は世界のごちそう肉。世界中に名物料理があり、その料理だけではなく、家庭料理などにもラム肉を使う習慣が根付いています。
さらに、世界の羊料理を知りたい場合は
世界羊旅
https://wp.namikata.jp/world/
をご覧いただくと、さらに羊の世界の奥深さがわかると思います!
この記事を書いた人
ラムバサダー 菊池 一弘
羊肉の消費者団体、羊齧協会創業者にして主席(代表)。
羊肉料理を素人がおいしく楽しく食べられる環境作りを行うべく、多種多様な羊肉普及のためのイベントを行う。
詳しいプロフィールはこちらから。