羊の町一宮から羊愛を発信する・鉄板焼きひつじの隠れ家

最近ジンギスカン店を本当によく見るようになりました。以前2000年初頭にあったジンギスカンブームなどを超越するレベルで、ブームなどではなくじわりじわりと拡大しています。それだけ日本では「羊肉=ジンギスカン」のイメージが強いんだなと感じています。しかし今日本各地でジンギスカン以外の羊肉の波も静かに起こり始めていて、愛知県一宮市の羊の隠れ家もその中の1店舗なのです。

■コンパクトでスタイリッシュ。対面カウンター羊の魅力

▲目の前で仕上げるライブ感が鉄板焼きの醍醐味。

鉄板焼き店の魅力は「目の前で焼いてくれるライブ感」。こちらのお店はその点をとても大切にしてまして、カウンターには大型の鉄板が設置してあり目の前で羊を料理してくれます。基本鉄板焼きのコースを提供。鉄板焼き業態独特のエンターテイメント性や対面でシェフと話せるライブ感を大切にしているお店で、対面での接客時に羊の育った背景、おいしさ、価値などを伝え、知識も含めて、羊の楽しさを味わえるお店なのです。一押しのメニューはオージー・ラムのラムチョップの鉄板焼き。鉄板で仕上げられる大振りのオージー・ラムが名物だそう。

オーナー曰くオージー・ラムを使う理由として「オーストラリアで2年間過ごして、当時働いていたレストランで提供していた羊肉料理がとても美味しく、また現地のハウスメイトともよく食べた思い入れのあるお肉だからです」との事でした。

▲これが名物の大振りなラムチョップ。

■一宮と羊の関係とは??羊の町一宮について

なんで、一宮市が羊の町??と思われる方が居ると思いますが、一宮はもともとウールでの織物業が盛んな街。今でも織物が盛んでそれに紐づき羊での町のPRなどを行っている町なのです。なので、ひつじの隠れ家さんをはじめ、羊肉のお店が市内に点在するとか。

最近の流れとして、元々ほぼ首都圏にしかなかったジンギスカン以外の羊肉のお店が各地にできつつあります。羊の隠れ家さんも2022年4月開店。今後も日本各地の羊のお店情報から目が離せません。一宮は名古屋からもすぐ!お近くの方&近くまで行かれた方は是非訪ねてみてくださいませ。

【店舗詳細】

●店舗名:鉄板焼きひつじの隠れ家
●料理ジャンル:鉄板焼き
●住所:〒491-0918 愛知県一宮市末広3丁目17番1号
●営業時間:【ランチ】11:30〜13:45【ディナー】17:30〜20:45
※新型コロナウイルス流行期につき、営業時間等変更になる可能性があります。
●定休日:毎週月曜日、第2火曜日 第4日曜日
●座席数:カウンター8席 テーブル1卓(4名)
●禁煙席有無:全席禁煙
●個室:無
●開店年月日:2022年4月
●URL:HP

この記事を書いた人

ラムバサダー 菊池 一弘

羊肉の消費者団体、羊齧協会創業者にして主席(代表)。
羊肉料理を素人がおいしく楽しく食べられる環境作りを行うべく、多種多様な羊肉普及のためのイベントを行う。
詳しいプロフィールはこちらから。

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