
2025年は大阪羊フェスタが開催され関西の羊シーンがますます盛り上がってきています。その盛り上がりを応援するとともに、広く全国に知らせたい!と思いまして、今後関西のお店紹介にも力を入れていきます!
トップバッターは十三の「スタンド メリーサンノソバージュ」さんです。
■まさに羊の秘密基地。路地裏に広がるモダン羊空間。
まず、お店の入り口をご覧ください。一瞬入るのを戸惑いますが、この路地の奥にお店があります。こういうの個人的には大好きです。秘密基地感というかこういう物件いいなあという感覚です。通路を進むと、築80年以上の民家を改造したお店が広がります。
▲こちらはお店の内部。ユニークな構造で、一度に全体を撮影するのが難しいほどです。
■宴会で楽しむ蕎麦と羊の世界
今回は、私が率いる「羊齧協会」の関西支部の方などを集めて小宴を行い、その時に宴会利用いたしました。18名入る座敷もあり座敷宴会の楽しさを実感です。
先ず、机にドカンと置かれたのはこちらの大皿野菜。
▲大きさが出ていませんが机を埋める大皿です。
鍋の野菜なのですが、よく見ると大根の羊が!羊が山を駆け上るイメージです。しばらく待つと、大皿に羊肉がたっぷり盛られて登場しました。
写真が下手で恐縮ですが、大皿に綺麗にカットされた肉が広がります。そうそう。これこれ!といいたくなるちょうどいい厚さ。鍋用の肉は薄すぎると味が逃げるし、厚すぎると食べにくいのです。だし汁が張られた鍋に野菜と羊をどんどん入れて、卵の黄身が浮く醤油ベースのたれに絡めながら食べるのですがこれがおいしい。食べきれるのか??と最初は思った大皿もどんどんなくなっていきます。
羊鍋、しゃぶしゃぶや火鍋などありますが、この食べ方わたし一番好きかも。鍋の合間に出てくる羊串などもしっかりおいしく、お店の立ち飲みカウンターで羊串を肴にお酒を飲まれている方が多いのも納得です。次回は串で軽く飲むなどもありかと思いました。
▲間に出てくる串焼きなどもしっかりおいしい。
そして、こちらの名物が羊肉の麻婆豆腐。スパイスがきいた本格的な味でした。
今回は宴会利用でしたが満足度が高く、コスパも最高。一人で気軽に、大勢での宴会など楽しみ方もたくさんあるお店でした。
■関西の羊はますます熱くなる!
関東圏中心に羊のお店は増えていますが、基本ジンギスカン店中心。関西もそうなのですが、今回のお店のようにエッジの立った羊押しのお店がどんどん出てきています。目が離せないエリア。それが関西です。
この記事を書いた人
ラムバサダー 菊池 一弘
羊肉の消費者団体、羊齧協会創業者にして主席(代表)。
羊肉料理を素人がおいしく楽しく食べられる環境作りを行うべく、多種多様な羊肉普及のためのイベントを行う。
詳しいプロフィールはこちらから。
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