オージー・ラムの肩肉を使ったミートボール

監修:福田 浩二

オージー・ラムの肩肉をつかった煮込み料理。ラムをメインに、豚の網脂、牛の骨髄、鶏のダシ汁の4種類の違った動物の脂分を使う事で味に深みが生まれます。


[材料]8人前

・ラム肩肉:1kg(1p/c)
・チキンストック:1000ml
・ブラウンシュガー:100g
・岩塩:100g
・エシャロットみじん切り:3個
・赤ワイン:500ml
・ポートワイン:300ml
・牛骨髄(塩水で1日血抜きをしてから使う。):3個
・網脂:少々
・黒胡椒(ミルで挽く):少々
・クミンシード(空煎りしコーヒーグラインダーで細かくする。):3g
・コリアンダーシード(空煎りしコーヒーグラインダーで細かくする。):3g
・イタリアンパセリ:10g
・ベービーコリアンダー:飾り用
・ヘーゼルナッツ:少々
・ラムソース:少々
・白人参のピューレ(白人参5本、バター100g、塩少々、牛乳100ml):8TBS
〈ラムソース〉
・ラムストック:4000ml
・ラムの肉(安い部位)カット:200g
・赤ワイン:1000ml
・にんにく皮付き:1/3玉
・エシャロット皮付き:4個
・トマトペースト:100g
・オリーブオイル:少々

[調理方法]

1.ラム肩肉に岩塩とブラウンシュガーをまぶしマリネする(約3時間)し、流水で流す。
2.1.の水気を切り真空袋にチキンストックと共に入れ、85℃で6時間火を入れる。
3.2.をストックから取り出し、手で細かくちぎる。
4.ラムソースを作る。エシャロットをバターでスエし、甘みが出れば赤ワインとポートを入れ1/3まで煮詰め、そこにストックを入れ濃度がつくまで煮詰める。
5.ソースを裂いたラムと合わせ、黒胡椒、クミンシード、コリアンダーシード、イタリアンパセリと合わせラップで巻き棒状にする。
6.5.が冷えたら100gにカットし、骨髄のスライスを1枚のせ網脂で巻く。
7.ミートボールを200℃のオーブンで中心が熱くなるまで温める。
8.皿に白人参のピューレ、ミートボールをのせ、上からラムソースをかける。ヘーゼルナッツとベービーコリアンダーを散らす。
〈ラムソース〉
1.鍋にオリーブオイルをひき、ラム肉とエシャスライス、にんにくスライスを入れ香ばしくなるまでソテーする。トマトペーストを加え酸味を飛ばし赤ワインを加え、液体がなくなるまで煮詰める。
2.1.にラムストックを入れ灰汁をひきながら1/3まで煮詰める。
3.2.を布越しする。

レシピ監修

福田 浩二

『ヒルトン大阪』フランス料理部門での修行を経て、世界のエグゼクティブを相手に感性と技術を磨いてきた。2011年『Salt by Luke Mangan』エグゼクティブシェフに就任。オーストラリアの魅力をさらに日本に広めるべく、2016年、北参道に『TERRA AUSTRALIS』をオープンした。
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